これからもいろいろなことに興味を持って、取り組んでいきたいです

 

──さて、カップリングの「ハートフォレスト」は、スマートフォンゲーム『アークナイツ』のイメージソングになっているんですね。

 

はい。こちらはゲームサイドからのリクエストを組み込んで作りました。曲のコンセプトは、ゲームのシビアな世界観とは違い、困難を乗り越えた先に見える光や、まだ見ぬ未来を目指すようなイメージになっています。優しさを感じられる、ハートフルで温かい楽曲になりました。

 

──「Fightin★Pose」とはまた歌い方が全然違いますよね。

 

すべてを温かく包み込む、母性を感じさせるような歌声で歌いたいなと思ったんです。イメージとしては、ハートフォレストという架空の森全体を、自分の歌声で包むような景色を目指しました。壮大な意識で歌うことを心掛けていたので、声色はお姉さんすぎても、子どもすぎてもダメだと思って。その間くらいの、ファンタジー的なキャラクターをイメージして歌いました。

 

──こちらはどんなMVになりそうですか?

 

全編合成となるんですが、ハートフォレストという言葉をキーワードに、ミニチュアの森を作っていただきました。妖精さんくらいのサイズになった私がその森に迷い込み、光を探す旅に出るようなお話になっているんです。キラキラした森の中を私がさまよう世界観になっています。これまでよりも、より表情をじっくり見てもらえるようなMVになったんじゃないかなと思っています。

 

♪小倉 唯「ハートフォレスト」MUSIC VIDEO(Short Ver.)

 

 

──まったく違う2曲になりましたね。

 

そうなんです!(笑)個性が違い過ぎて、MVを短期間で2本撮影したんですが、自分の気持ちが追い付かないくらいでした(笑)。けど同時に、自分の振り幅も感じることが出来ました。そういった両極端の方向性をこれだけ表現できるシングルはあまりないような気がするので、楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

──さて、“Fightin★Pose”にかけて、最近挑戦したことを教えてください。

 

この間、部屋の模様替えをしたんです。そこでガラスのローテーブルを自分で動かそうとしたら、ビクともしなくて!夜中に1ミリずつ、ローテーブルと挌闘しました。もっと肉体的な力を身につけておけばよかったなと思いましたね。

 

──たぶん、ひとりで動かすようにできていないですよね…?

 

そうなんですかね…(笑)。でも、それが悔しくて仕方なくて、“火事場のバカ力”とはこのことかと思うくらいの気合いで動かしました。人間、やればできるもんだなと感心しました! わんちゃんが遊ぶためのスペースを広げるために模様替えをしたんですが、苦労した分、わんちゃんたちが喜んでくれたような気がしたので、頑張ってよかったなと思っています(笑)。

 

──さて、8月15日のオンラインバースデーイベントも発表になりましたが、どんなイベントになりそうですか?

 

今回は “ゆいちゃんはくじけない”という、『ジャヒー様はくじけない!』から取ったサブタイトルがついているんです。なので、チャレンジ的な要素も詰め込まれると思います。私の誕生日なんですが、一体何が起こるんだろうと今からドキドキしています。

 

──26歳は挑戦からスタートするんですね。

 

そうですね。くじけないように頑張ります!(笑)

 

──ちなみに、小倉さんがくじけそうになったときは、どうやって打破しているのでしょうか。

 

この曲にも書いているんですが、強気になるって大事なことだと思っていて。実は、私って中高生くらいまではすごく弱気で、よくこの仕事ができていたなって思うほど、周りの目を気にしていたんです。でも、この業界にいると、そんな性格だと乗り越えられないんですよね。いろいろな経験を重ねてきて、少しずつ自信が持てた今、自分が思い通りにいかないときや、何かを言われたときもめげないし、あまり気にしすぎないようにしています。常に我が道を進むという気持ちを大事にするように。

 

──それができるようになるとだいぶラクですよね。

 

そうですね。細かいことをいちいち気にしていたら前に進めないので!

 

──さて、26歳に向けて、どんな大人になりたいですか?

 

今よりも、もっと生活にゆとりを持った人になりたいですね。そのために、生活リズムにメリハリをつけ、ちゃんとルーティンを作っていきたいなと思っています。あとは、美容に関しても、年齢的にきちんと手入れをしなくてはいけないと思うようになってきて。最近はいろいろな美容家電をチェックして、こまめにケアするようになりました。オススメは、スカルプリフトというリフトアップする美容家電なんですが、頬のあたりがきゅっと上がるような気がするんです。何事も手をかけることが大事だと思うので、これからもいろいろなことに興味を持って、取り組んでいきたいですね。

 

文:吉田可奈

写真:平野哲郎

 

 

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